東京都燃料商業組合とは
明治時代の「東京薪炭同業者組合」に端を発し、配給統制組合、個人登録配給店同業組合など 時代により形を変えながら人々の暮らしに欠かせない多様化したエネルギーを総合的に供給する東京都の認可団体です。
ご挨拶
明治初期に黎明を迎えた我が国のエネルギー業界は世界情勢や人々のニーズの変化により、今日に至るまで激動を続けています。文明開化とともに船舶、鉄道などの「動力」としての石炭、街路灯、ランプなど「灯り」としてのガス、電気、石油が全国に普及し、近代化が急速にすすんだ時代、当組合は家庭用燃料の中心であった薪炭販売業の団体「東京薪炭同業者組合」として誕生し、配給統制組合、個人登録配給店同業組合など時代により形を変えながら人々の暮らしに欠かせない燃料の供給につとめてまいりました。
東京都から認可を受けました団体の使命としてその役割を維持しつつ業界全体で成長していくために取り組むべき課題は山積している燃料業界ですが、当組合は一個社では立ち向かうことが困難な課題にも情報共有や相互のつながりにより、業界全体の力と知恵を集結し取り組んでいます。
今後とも業界、お客様、お取引先等関係者の皆様の発展のため尽力してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。
東京都燃料商業組合
理事長 廣瀬直之
燃料コラム
燃料のプロが解説するからよくわかる!弊組合員による燃料についてのコラムです。
木炭について
木炭には製法により「黒炭」と「白炭」があります。
また、天然木からつくられる一般的な木炭の他、ノコギリ屑を固めて作るオガライトと言われる人工の木を炭化させた「オガ炭」、炭の粉を糊で固めたものなどがあります。
それぞれ詳しい説明は別でしますが、まずは木炭についてご紹介します。
灯油について
灯油とは、沸点範囲が170~250℃程度の石油製品です。 無色透明の特有の臭いのする液体で、硫黄分が80ppm以下で引火点は40℃以上で取り扱いが容易なため、家庭用の暖房機器や給湯器の燃料に使われています。 また工業用、産業用途として洗浄、溶剤にも用いられています。
LPガスについて
LPガスは家庭では全国世帯の約50%、日本の国土では95%のエリアで使用されており、身近に使用されているエネルギーであります。また、業務用や産業用などでも使われており、業務用では郊外型の店舗だけでなく都市ガスエリアでも多く利用されております。